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そして、彼は、私が半分冗談もこめて居酒屋で言った、
「誰か紹介してよ~」
と言ってた事も覚えていて、
『紹介するから、サキちゃんも一緒に連れてきて』と言う内容だった。
私は、サキちゃんも彼の事は気に入っていたし、私も紹介してもらえるんだったらと、単純に
私「任せて。」
と返事をして、会う日程を決めてから電話を切った。
そして、さらに数日が過ぎて、約束の日がやってきた。
前回と同じく私達が住む埼玉県に東京から来てくれた。
この前と違うのは、文通相手でなく、私に紹介してくれる為に連れて来た男の子が来たと言う点だ。(ちなみに文通は自然消滅した。)
私達は改めて自己紹介をした。
私とサキちゃんが格好いいと言っている男の子の名前は、加藤オサム君。オサム君はノリが良くて、話しやすく楽しい。
オサム君が私に紹介する為に連れてきた男の子の名前は、鈴木健君。
私は顔が正直好みじゃないと思った。
だけど、第一印象で決めるのはどうかと思ったので、様子を見ることにした。
(自分の事を置いておいて失礼な話だが。)
そして、私の友達の木下サキちゃんと、私、向井海美だ。
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