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最悪な夢を見た。
いや、どうも現実味が有りすぎて夢かどうかすらあやふやである。
窓から見える星空にまだ夜中とだけ理解し、バクバクと波打つ心臓を落ち着かせる事につとめた。
時刻は夜中4:00。
正面に見える時計がそう告げている、汗ばんだシャツを放り投げ再びベッドへと潜り込む。
夢で聞いたフレーズを思い出す。
「君はいくつもの選択肢から【その答え】を導きだした、そうさ……人生のリセットボタンはここにある、さぁ……押しなよ【鎮魂曲】」
なんて意味不明なご託だ。
人生のリセットボタン?
知るかってんだ……明日はバイトだってある、寝直すか。
そしてまた、彼は飲まれていく……
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