第4章 知られ会う2人

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空での戦いが終わった後、レイン達は六課本部に案内されていた。 大きな建物の中を歩きながら、レインは周りを見渡す。 白い廊下と壁。 時々、すれ違う人がこちらの方を見てくる。 余り…いい気分はしない。 前をフェイトが歩き、その横にキャロ。 後ろから、レイン、イサラ、メリアで続いている。 「ねぇ…イサラ。 本当に良かったの? 付いてきて」 後ろからメリアがイサラに小声で話す。 「仕方ないですよ。 キャロとは戦いたくありませんし。 それに…兄さんの事を知っているようでしたし」 「確かに……フェイトさんの反応。 あれを見れば明らかだよね」 「はい…フェイトさんが何かを知っているなら。 話すべきだと思います。 兄さんの事を」 「そうだね…」 メリアが頷いて、前を歩いてる、レインの後ろ姿を眺める。 ちょうど、前からも人が歩いてきた。 青髪の断髪の女の子。 フェイト達の姿を見ると、立ち止まり敬礼してくる。 その姿をよく見ようと、メリアが身を乗り出して、その姿を眺める。 「あれ…?」 見覚えのある姿にメリアが更に、その姿をよく見つめる。 「スバル?」 その姿にはメリアだけじゃなく、レインも気づいてるようだ。 スバルの方も気づいたのか、レインとメリアの姿を見ると、驚きに目を見開いていた。
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