始まりの地

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「テリー!起きなさい!」 「んぁ?何だよ母さん。」 はぁ、せっかく人がいい気分で寝てるってのに。仕方ない起きるか。 「テリー。大事な話があるから下に来なさい。」 何だと、あの母さんが大事な話をするなんて明日は隕石でも降ってくるんじゃないのか!? 俺はしぶしぶ一階に降りた。 「じゃあ話すわよ。」 「おう。」 「今からあなたは勇者よ。」 「おう。え?」 何を言ってんだこの母親は! 「ちょ!勇者ってどういうこと!?」 「だから魔王を倒しに行けってことよ。」 そんなバカな!
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