プロローグ

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「そうか・・・あと、その香水どうにかならないか?」 「なんで?」 「匂いが強すぎる。」 要するに臭い。 「強いのが好きなんだよ。いい匂いじゃん?気にすんなっ」 どぅぎゃーん!と肩に一発。痛い。 「あっ」 唐突に声を上げる河南。 「どうした?」 「携帯の充電器忘れた」 「あ、俺もだ」 「やべぇ、あたしらアホやったわ……」 二人して沈んだ。 効果音があるならズ―ンかドーンで間違いないだろう。
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