7/21
前へ
/47ページ
次へ
そいつらを引っ張ってみる。ゴムのような、やわらかさだ。これが、作り物でないことはない。 「ヤメホゥ~」 「はっ、思い出した。話ずれてんじゃん。」 白い方を、そのまま投げてみた。思いのほか、弾んだ。 「で、なんで落ちたんだ?どうやったら出れるんだ?簡潔に言えよ」 「オマエ、バカダカラ」 「バカハ、ジュケンニモオチル~~」 ごつんっ、ごつんっ......。 煙は、さっきよりも多く出た。 「はやく言え!!」 もう堪忍袋が切れそうだ。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加