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「ダカラ、ワカラナイコトダラケ~」
「オチタリユウモワカラナイ~」
「あっ、そう。はぁ、なんか頭痛くなってきた」
「デモオマエハフジュンブツ~」
「ダカラ、ハイジョ、ハイジョ」
「排除?」
二体はこくこくと頷いていた。
「デハ、コノセカイカラダシマスネ」
「出方あるんじゃねぇか。というか、そういう意味の排除なのかよっ」
もう一発殴りたかったが、それも叶わず、宙に浮く。
「モウ、クルナー」
「シネー」
「ぜってぇ、ぶっ殺すからな!」
浮いた体は、そのまま穴へと入っていく。ものすごく変な気分だ。
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