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信じぬ者の憂鬱
今回の一言、って最初なのに今回っておかしいだろうけど。まったく。
「早い話がどっちに転んでもいいようにしたいだけ」
ってこと。
世界はどんな比率でできているか。善と悪だけだとして、半々なわけはない。半信半疑ならまだ良い方だ。中途半端ではあるが確率は半分あるんだから。だけどそれは降水確率50%ってのと同じで胡散臭さを伴う代物であって、はた迷惑なだけだ。
だから俺は初めから信じちゃいない。世界は半分も善意なんかでできちゃいないんだと。
なら、俺が賭けたのはなんだってんだろう。このどうしようもない世界に望みを託す理由は…
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