第一章-日常-

3/6
前へ
/32ページ
次へ
「はぁ…はぁ……」 森の中を少女が駆けてゆく ゴガアァァァァァァ ドドドドドッ その後ろを鋭い角を生やし、紫色の毛で覆われた人の5倍はあるだろう バッファローのようなモンスターが砂埃を巻き上げながら木々をなぎ倒し追ってくる 「はぁ…はぁ……あっ」 バサッ 少女の足がもつれてその場に大きく倒れてしまう ガアアァァァァ これを好機とみたモンスターが強靭な足を縮ませ一気に飛びかかってくる
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加