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ドコオォォォォォ
周囲一体を砂埃が包み込む
砂埃が晴れた森には巨大なクレーターができていた
しかし、少女の姿はない
そのかわりにモンスターが大地にめり込んでいた
「あっぶない…もう少しでしぬところだったぁ」
モンスターが大地にダイビングする瞬間に
大きく後ろにステップで下がり
モンスターを回避したのだ
「ふぅ…」
少女は目深にかぶっていたフードを外し、透き通るような水色の髪の毛を腰あたりまで垂らし
大きく深呼吸をした
「ハ~~ナっ!お疲れさま!」
ばんっ
襲われていた少女の背中を突然現れた少女が叩いた
「いったぁ~…ちょっとサリア!話が違うじゃない!?」
襲われていたハナと呼ばれた少女は瞳を潤わせながら抗議の言葉をぶつける
サリアと呼ばれた少女はえへへっと舌を出し頭を下げた
「いやぁ、じつわさぁ………」
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