第一章-日常-

5/6
前へ
/32ページ
次へ
―サリア― 「ヒマだなぁ~」 大木の枝でひなたぼっこをしてるのもそろそろ飽きてきた 今はハナちゃんとのモンスター討伐中 ハナちゃんが囮になっておびき寄せ、私のハンマーでしとめるって作戦 「まだかなぁ」 音が近づいてるからそう遠くないと思うんだけど…… 「あっ!」 私は音のする方を見たとき気付いてしまった 音の方向より少し外れたところに珍しい薬草が生えていることに 「ちょっとくらいなら……いいよね?」 そして、私はハナちゃんが通ったことも気付かず 黙々と採取に勤しんでいました
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加