17人が本棚に入れています
本棚に追加
あなたが私に優しくしてくれるたびに
あなたの過去には辛い傷があったんだねと
いつもいつも思ってしまう
でも…
何も聞けなくて
聞いてもわたしには
何もしてあげられる事なんてないし
包みこんであげる事もできないだろうし…
時折見せるあなたの
寂しそうな顔は
わたしの胸をギュッと苦しめる
それでも
何かできる事はないかな?
あなたに聞いた時に
そっと
頭を優しく撫でて
ありがとうって
照れくさそうに言ってくれた
わたしは
あなたの言葉で涙がこぼれて
わたしの思いは通じた事に
素直に嬉しくて
あなたの肩に顔をうずめた
最初のコメントを投稿しよう!