あなた

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あなたが私に優しくしてくれるたびに あなたの過去には辛い傷があったんだねと いつもいつも思ってしまう でも… 何も聞けなくて 聞いてもわたしには 何もしてあげられる事なんてないし 包みこんであげる事もできないだろうし… 時折見せるあなたの 寂しそうな顔は わたしの胸をギュッと苦しめる それでも 何かできる事はないかな? あなたに聞いた時に そっと 頭を優しく撫でて ありがとうって 照れくさそうに言ってくれた わたしは あなたの言葉で涙がこぼれて わたしの思いは通じた事に 素直に嬉しくて あなたの肩に顔をうずめた
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