2人目「そこで俺登場!」

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たっくりは失恋した。 たっくり「はぁ…ついてないな」 たっくりが河原で嘆いているとそこにラビットが現れた。兎は気まずそうに視線を彷徨わせると、意を決したように話し掛けてきた。 兎「やらないか?」 たっくり「ナニをッ!?」 兎「俺と、お笑い界に革命をおこそう」 たっくり「却下」 兎「ふふふ~、そんなことを言っていいのかな~…」 妖しげな笑みを浮かべる兎。貞操の危機を感じるたっくり。 たっくり「待て!初めては女の子とって決めてるんだ~!!」 兎「何の話だよ。これだよ。こ・れ!」 そう言って出したのは一枚のチラシだった。 [高校生お笑い選手権] たっくり「これにでるってのか?」 兎「下を見ろ。下を」 たっくり「ん?…優勝賞金、一億円!?!?!?」 ???「あれ?しゃくりんナニ持ってんの?おっ!高校生お笑い選手権?」 たっくり「うわっ!スベリ魔!……居たのか?」 SHUNは賞金に気付いてしまった。 SHUN「え?ナニ?貴様等コレ出んの?」 兎「うん出るよ」 SHUN「へ~。私も…」 ???「止めて!氷河期が来る」 SHUN「ん?この失礼な物言いは……!やっぱり!カモシカ将軍!」 ししょー「スベリ魔よ、それに出たいなら俺と出ないか?二人で温暖化をとめるんだ」 SHUN「言い方が気になるけど、いいだろう。ちょうど相方が欲しかったんだ。」
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