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たっくりは失恋した。
たっくり「はぁ…ついてないな」
たっくりが河原で嘆いているとそこにラビットが現れた。兎は気まずそうに視線を彷徨わせると、意を決したように話し掛けてきた。
兎「やらないか?」
たっくり「ナニをッ!?」
兎「俺と、お笑い界に革命をおこそう」
たっくり「却下」
兎「ふふふ~、そんなことを言っていいのかな~…」
妖しげな笑みを浮かべる兎。貞操の危機を感じるたっくり。
たっくり「待て!初めては女の子とって決めてるんだ~!!」
兎「何の話だよ。これだよ。こ・れ!」
そう言って出したのは一枚のチラシだった。
[高校生お笑い選手権]
たっくり「これにでるってのか?」
兎「下を見ろ。下を」
たっくり「ん?…優勝賞金、一億円!?!?!?」
???「あれ?しゃくりんナニ持ってんの?おっ!高校生お笑い選手権?」
たっくり「うわっ!スベリ魔!……居たのか?」
SHUNは賞金に気付いてしまった。
SHUN「え?ナニ?貴様等コレ出んの?」
兎「うん出るよ」
SHUN「へ~。私も…」
???「止めて!氷河期が来る」
SHUN「ん?この失礼な物言いは……!やっぱり!カモシカ将軍!」
ししょー「スベリ魔よ、それに出たいなら俺と出ないか?二人で温暖化をとめるんだ」
SHUN「言い方が気になるけど、いいだろう。ちょうど相方が欲しかったんだ。」
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