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ピンポーン♪
チャイムを鳴らすとすぐに、しん君が出て招き入れた。
「理乃ちゃん遅い~。」
「ごめん。ごめん。」
「あれ!?弟いるの?」
玄関に靴があったので、弟がいるのかと思い、聞いてみた。
誘って来たからてっきり弟も居なくて一人で暇なのかと勝手に思ってた。
「いや、弟は居らんよ。ツレが居るんよ。ごめん。理乃ちゃんには言ってなかった。」
「あ、そーなんだ。」
人見知りしない私でも、さすがに知らない男の人だと少し警戒する。
「言ってくれれば良かったのに…。」
まあ、来てしまったし、いいかと思いながら中へ入る。
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