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奴は目を塞いだが、俺は、特注のサングラスを架けてるから、目潰しすることはない。
俺は、奴が目を塞いだその隙に、一気に距離を詰めた!奴は目を塞ぐのを止めたが、奴との距離は、5メートルもない!
勝った!
「くたばりやがれ!!」
俺は、勝利を確信し【UZI】の引き金を引いた!
“パパパパパッ!”
フルオートで撃たれた9mパラベラム弾が、今度こそ獲物に喰らい尽こうとした。が、俺は、改めて自分がどういう奴に銃を向けてしまったのか、思い知らされた....
“ギギギギン!”
「なっ!」
そ、そんな馬鹿な...。奴は、両手に持っている銃【デザートイーグル】らしい(?)銃で、弾丸を弾き返しただと!?
ば、化け物だ!こんな奴、勝てるはずがねぇ!
「危ねぇな。で、これで終いか?」
奴は、何事にもなかった様に言いながら、俺に殺気をぶつけた。
「う、うわああああ!!!」
気が付けば、俺は懐からナイフを取り出し奴に振りかざしていた。
だが、そこまでだった.....
「チェックメイト」
“ダゥンッ!”
俺は、奴の言葉と一発の銃声を最後に、闇に墜ちた....
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