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翌朝、早々と目が覚めて起きてしまった。ミリーナはと....
「う~ん...凶夜さん...そこは駄目ぇ...」
何やら良からぬ夢を見ている様だ。起こさないでおこう。
さてと、朝飯でも作りますか。
ボックスを発動させると、目の前の空間に黒い穴が出現する。
「え~と、新しい薪と肉をと」
薪は昨日、あのシカを倒した後、野営地を探すついでにその辺にあったのを適当に突っ込んでいた物だがな。そのため、若干湿気てるのがいくらかあるのが傷だ。
「薪は...ちょっと湿気てるな。少し、【フレイム】の火力を上げるか」
魔力を少し多めに込めてと、せっかくだから詠唱破棄も試してみるか。
薪に手の平を向けて...
「【フレイム】」
【フレイム】を唱えた瞬間...
“ドガアァァン!”
爆発しました....何故!?
「ワア!何ですか今の爆発は!?」
おおぅ、ミリーナがさっきの爆発音でお目覚めしたようだ。
「凶夜さん!大丈夫ですか、て、き、凶夜さん!服が!」
服?服がどうしたんだ?
「ゲホ、ゴホ、服がどうしたn....うお!?こいつはやべぇ!」
さっきの爆発の性で服が破けてやがる!しかも、前回よりも被害が酷く、もうほぼ全裸じゃねぇか!大事な部分に申し訳ない程度の服の残骸しかない!
「てゆうか、何でまた爆発したんだ?」
「そんなのどうでもいいですから服か何か来て下さい!」
「....確かにそうだな」
さて、どういう服にしようかな?
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