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「...よし。メインシステム起動」
メインシステムを起動させると、視野が一気に広がり、情報が整理されていく。
「各部異常なし、と、どうだミリーナ?」
凄いだろうと思い、ミリーナの方を向いて見ると...
「............」
目をこれでもか!ってぐらい開けて俺を見ていた。....ちょっと怖い。
「おぉ~い、ミリーナ~?」
ミリーナの目の前で手をヒラヒラとしてみる...
「.......はわ!?」
お、気づいた。
「き、凶夜さん!!!」
すると、いきなり俺に詰めかかってきたぞ!
「な、なんだ?」
「......凶夜さんって、【魔装士】なんですか?」
「ま、【魔装士】?」
何か解らん単語出たぞ。とりあえず検索......ヒット。
【魔装士】とは、【魔装具】と呼ばれてる武具とそれを扱う者の総称。魔装具には二種類ある。人の手によって創られた【人工型魔装具】と極稀に人に宿る【天然型魔装具】がある。【人工型魔装具】は使用者と適合しなければ使えないというデメリットがあり損傷してしまうと魔装具専門職人でなければ直せないデメリットもある。だが、扱えれば一騎当千以上もの力がある。【天然型魔装具】は生まれた時から身体に宿り使用者に意思によって力を発揮する。そして、損傷しても魔力が続く限り修復出来る。そして、【人工型魔装具】の使い手10人分もの強さを誇る。以上検索結果より。
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