短編1

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二人向かい合ってメシ食って 合宿の余韻も手伝ってなんとなく二人で風呂入って 2階の自室に着いたのは11時前 満腹感と 自宅なんだってゆう安心感 すぐに襲ってくる睡魔と格闘しながらベッドに座れば 当たり前のように隣にちょこんと座る三橋 「…今日テンションおかしくね?お前…」 「そ・かな?」 「自覚なしか… 質わりぃな」 「…???」 頭に?浮かべながらキョドる三橋に 試合中の緊張感はまるっきりあてはまらない 俺のサインから目をそらさず 流れ落ちる額の汗を腕でグイッと拭ってセットポジションに入る 目を合わそうとしないのは 集中してるから 今目を合わさないのは 下心を必死で隠してるから…だ 「…したいのか?」 「ぅ・…ッ」 「はっきりしろ」 「し・たい…です」 .
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