3人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「はぁ……。」
何だろう、つまらない。
僕は高1の千堂 晃
僕は今、非常に困惑している
冬休み何をすればいいのか?
単純なようで深い質問だ
多くの人は友達と遊んだり
中には彼女といちゃいちゃ…
考えるだけで腹が立つ。
こうなんか現実離れした
珍事は起こらないのだろうか。
家にこもっていても
仕方がないので気晴らしに
外に出ることにした。
やはり外は冷え込んでいる。
僕は思わず身震いした。
「んじゃ、適当に行くか。」
理由や目的もなく
ただぶらぶらと歩き出した。
クリスマスはもう過ぎたのに
まだ商店街の街路樹には
イルミネーションが
飾ってあった。
青々と光り、ずっと部屋に
いた僕にはとても眩しい。
正直あまり綺麗なものではない
というより電気の無駄だと思う…
そんな屁理屈を思いながら
ひたすら歩き続けた。
最初のコメントを投稿しよう!