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佐藤｢そう言えば、ニートの武器は何なんだ？｣
ニート｢…………ギクッ｣
…………口で言ったよこいつ。
佐藤｢何なんだ？｣
ニート｢気にするな。じきに分かる｣
豆腐屋｢あっ、ドラゴンだ！｣
牛乳屋｢本当だ、ドラゴンだ。あはははは｣
佐藤｢……わざとらしいな｣
ニート｢俺がやろう…｣
そう言ってふとこれから一冊の本を取り出す｡
ニート｢バイブル｡273ページ…バベルの塔!!｣
ニートの叫びとともに雲行きが怪しくなる｡とそこへ､ドラゴンが襲いかかる｡
豆腐屋｢ふむ｡あれはノルウェーの火竜だな｡凶悪な種族でよく人が襲われている｣
佐藤｢って､説明してる場合じゃないよ!!｣
豆腐屋｢何､心配ないさ｡あいつは｣
空が光る｡
ドンガラガッシャーン!!
雷が竜を直撃し､ニートの目の前で倒れる｡
豆腐屋｢俺たちの中で一番に強いんだ｣
佐藤｢…すげー｣
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