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彼が助けを求めている時に
手を差しのべて
優しく抱き締めてあげられるのは、
私じゃないんだ。
解ってはいたけれど、
それでも
どこか僅に期待してた。
いや、
ホントは
心の奥ではわかってた。
ただ
目の当たりにしたからツライだけ。
そうだよね…
私には
あなたを介抱する権利もなければ立場でもない。
実際、
彼が自宅にいるときは
彼がどんなに辛くても
手も足も出せないんだもん。
メールも
電話もするわけにいかないし。
その権利も立場も
奥様にあるから。
彼が介抱されてる間、
私はただ
あなたを夢で描いて
私の所に遊びにくるのを
ただ
待つしかないんだね。
会いたい。
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