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もう自分では自分を守ってあげられないんだ。
他人から彼の話を聞く度に、
心が悲鳴をあげるよ。
『いやだ!そんな話聞きたくない!』
何度 心の中で叫ぼうとも
声には出せない。
人前でそれを口にすることは
すべての終わりを意味する。
だから不意に
誰かから現実を突きつけられても、笑顔でやり過ごすしかないんだ。
耐えた分 後から襲ってくる傷みを何処かに向けることもできずに ただ苦しむだけなんだ。
そんな自分を救ってあげたい。
守ってあげたいのに、自分で選んでしまうのは いつも荊の道。
誰か助けてよ。
『あいつはもうすぐ2人目産まれるからゴルフなんて行かないよ』
あと 何回傷ついたら
幸せが巡ってくるのかな。
幸せが巡ってくるまで
これ以上 卑屈になりませんように。
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