3人が本棚に入れています
本棚に追加
「友雅さん…私、友雅さんの事が好きです。付き合ってください」
「利巫、もう付き合っているのだよ。私たちは」
「じゃあ、結婚しましょうV」
酔っている利巫からは唐突的な言葉しか出てこない。だがそういう所もまた可愛いのだけれどね。
「利巫、結婚の事なら利巫が大学を卒業してからと決めたのだよ。二人で」
「そんなの知らない〰」
酔っている今の利巫に何言っても無駄なのかもしれないが今はこのまま話を進めるしかないようだね。
利巫が寄りかかってきた。
「友雅さん…私の事好き?」
寄りかかりながら利巫が眼をうるうるさせた。
「好きだよ。利巫」
利巫の耳元で囁いた
「本当に?」
「あぁ、本当だよ」
利巫を見たら見たらベタなことに寝てた。
酔い潰れるまで呑まなくてもいいのだがね。
私は利巫を寝室に連れて行った。
朝起きたら利巫は驚くだろうね。
end.
最初のコメントを投稿しよう!