魔神が解かれた日

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「ナナリー皇帝、国際会議のお時間です。」 「わかりました。ありがとうございます。」 そう丁寧に返事をしたのはブリタニア100代皇帝であるナナリー・ヴィ・ブリタニアである。 そう、彼女は悪魔の皇帝ルルーシュの実の妹である。 以前はルルーシュと共にアシュフォード学園にナナリー・ランペルージとしてブリタニアには東京決戦時に死んだということで身を隠し、周りには自分が第87位皇位継承者であることをバレないようにしていた。 このことを知っているのは貴族のアシュフォード家の娘であるミレイとスザクぐらいであった。 母親のマリアンヌ殺害時のショックで目が見えなくなっていたが、実際は父親のシャルルがギアスの力によるもので、ギアスをかけたのも日本に人質として送ったのもナナリーをV.Vから遠ざけるためであった。 ブラックリベリオン時にはV.Vによって拉致され、後にエリア11の新総督の座についた。 フレイヤの被害で亡くなったと思われたがシュナイゼルにより助けられ、ルルーシュと対決。 ルルーシュのギアスにかかり、ダモクレスの鍵を渡してしまい敗れ、公開処刑の見せしめにされるが、ルルーシュがゼロ(スザク)に刺され、兄の最後を見届けた。 今は武力解放を全世界に訴え平和主義を求めている。 ?「おはようナナリー。」
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