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美緒「り、りつ…、ゆず。助けてくれ~」美緒は苦しそうだった。 葎「ハッハ。なかなか見れないものをみてしまったようだな。美緒、よかったな」 優衣に抱きつかれながらも美緒は葎を睨んだ。 美緒「……オボエテロ、リツ」 葎は、美緒の言葉に身震いをした。 寒気がした。 葎「す、すまん。わたし、先に行くからな。」 だが、葎の肩をつかむものがいた。 葎「だれだ!私の肩を…」 美緒「私だ」 葎「……………うわっ!ごめんなさいごめんなさい」 美緒「……まあ、許してやるよ。 お仕置きがすんだらな」 葎「ひゃあああ」 ゆず「優衣先輩、行きますか…」 優衣「うん。行こ」優衣の笑顔は天使だな、と中野ゆずは思ってしまった。 ゆず(うわぁぁぁぁぁぁぁぁ、わ……私が優衣先輩を天使だと感じてしまったにゃあああ) ゆずは、いったん。ため息をついた。 ゆず(夕と言ってたとおり。私はもう優衣先輩に優しくなっちゃったんだな。 違う。優衣先輩が… 好きなんだ」 優衣「ゆずにゃん?大丈夫?」 頬をついてきた。 ゆず「あ、大丈夫です。さ、行くのですっ」 優衣「うん。あ、麦ちゃんも行こ」
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