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優衣は、ただ一人。まだ丘の上にいた。 そんな優衣先輩を後ろから見守る人がいた。 ゆずにゃんである。 中野ゆずは、平沢優衣第一の後輩である。 「先輩…」 ゆずは、胸が苦しそうだった。 そして、ゆずの目の前に 優衣先輩が動き出した。 丘を下ったのである。 ゆず(………え?) ゆずは、大急ぎで優衣先輩を追いかけた。 ゆずは、丘の上から優衣先輩を探した。 優衣は、雪がつもってるところで寝転がっていた。 ゆず(はあ……、もう心配してしまった。やっぱ、優衣先輩は優衣先輩… ) 優衣は、私をみていたゆずの存在に気づいた。 優衣「あれれ?ゆずにゃんで? 家にいたんじゃない?」 ゆず「あ、いえ。 優衣先輩が心配で…」 優衣「あ、私を心配してくれたんだ~? ありがとう。ゆずにゃん。やっぱ、ゆずにゃん優しいね」 ゆず「…………優衣先輩。海外に行っても何があったとしても私は優衣先輩とライブができる日をいつでも待ちます。」 優衣「………うんっ、分かったよ。きっと戻るね」
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