30人が本棚に入れています
本棚に追加
梓「だったら、私が説得しますっ」
金田「……君が?」
梓「はいっ…
なにせ、私が唯先輩にライブ活動をしたいとお願いしてしまったんです。だから私が原因なんです。すべて私が悪いんです。」
金田「……いや、梓さん。悪いとかそう言う問題ではない。
唯様の社長は、かなり頑固と噂でな。君でも良いなら私が案内しよう。
ただ、簡単に引き下がるなら、やめたほうがいい」
梓「……そんなの関係ありませんっ。例えいくら頑固であっても、私の唯先輩を強く思う気持ちの方が、もっともっと強いんですっ。
なぜなら、私はそんな唯先輩が大好きだからです。
でも、今の唯先輩は私が知ってる大好きな先輩ではありません。
唯先輩からギターをとったからじゃないですかっ?」
金田「…ギターか。
そういや、唯様ははじめ、ギターお持ちでしたね。
だが、あのライブ活動の話で唯様のギターをとりあげられてしまったんです。
唯様の社長に…」
金田の真実の話を聞いて、梓はとてつもない怒りを覚えた。
梓「なら…ならもう許せないです。
唯先輩は…唯先輩はギターをとったらなにもないじゃないですかっ。
そんなのそんなの酷すぎですっ」
金田「…梓さん。
あなたの話はだいだいわかりました。なら、私が唯様の社長と会わせてもよろしいですが…
あいますか?」
梓「金田さん。ぜひ会いたいです。
私が訴えます。聞き入れないときは唯先輩に伝えてください。
…………と。」
金田「わかりました。なら、今でも行きますか」
梓「…はい。」
だが、そんな二人のやりとりを見てた人物がいた。
「……あずにゃん」
最初のコメントを投稿しよう!