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夕「そんな…、むしろ麦先輩がライブできる会場を探してくれたことが一番だと思いますが…」
麦「そんなの苦労しないし…
運良く、私の会社系列だったみたいで」
夕「そこが、私はすごいと思います」
麦「うふふ」
優衣「さあ~、みんな立って~立って~、あと一分で新年だよ~」
優衣は興奮気味だった。
美緒「まったく、優衣はまだ子供だなぁ」
だが、一同はリビングのデジタル時計に集中した。
ピッ
ピッ
時計の針が動いている。
長い針が12を指した。
新年のお知らせを告げた。
同時に、私たちはジャンプをして、ちょうど着陸した。
ドシン
夕「なんか、へこんだ?」
優衣「え?うそ?」
葎「気のせいじゃない?」
葎は、お酒を飲み過ぎて、酔っぱらっていた。
美緒「はあ、葎。酒癖悪いな。
みっともないよ」
優衣「でも、それが葎ちゃんらしいよ」
美緒「それ、ほめてる?」
優衣「さあ?」
美緒「おい~、わかんで言うなよぉ」
優衣「えへへ」
夕「そういえば、無事に新年ですね。あけましておめでとうございます、みなさん」
麦「あけましておめでとうございます。夕ちゃん。優衣ちゃん。美緒ちゃん」
優衣「あ、あけましておめでとう~」
美緒「みんなっ、これからもよろしくな。あけましておめでとう~」
ゆず「あけましておめでとうございますですっ、先輩方。夕ちゃん」
夕「あ、実は。この時のために、
年越しそばつくってありました…
みなさん、食べます?」
美緒「食べたいな」
麦「食べたいですっ」麦は、目をきらきら輝かせていた。
優衣「わたしも~」
ゆず「わたしもですっ」
夕「じゃあ、準備してきます」
夕ちゃんは、台所へむかった。
葎は、相変わらず、スリープ中。
――――――
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