450人が本棚に入れています
本棚に追加
「お前には相手がいないもんな」
「な!?」
アリスは動揺したのか、半歩下がる。
その間、口は開いたままで驚きが隠せない。
そんなことはお構い無しと、魔理沙は再びアリスに顔を近づける。
「それとも、誰か好い人がいるのか?」
悪気も屈託もない笑顔。
「ななななな!!?」
しかし、魔理沙の言葉を聞いたアリスは、冷静さを失ったように顔を真っ赤にする。
明らかに、怒っている、そして恥ずかしかっている。
「なんでそんなこと言うのよ!」
「お!?」
いつの間にか、今度はアリスがスゴい形相で魔理沙に迫った。
それを見た魔理沙も、さすがにびっくりして半歩下がる。
最初のコメントを投稿しよう!