俺とアイツ

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そんな回想をしていると、噂のアイツがやってきた 「直ちゃんおはよう!」 「おはよう由紀」 お互い挨拶を交わし席に座る 席はパートナーが必ず隣り合わせになっている とりあえずアイツここまでは普通だな 何でこんな言い方をするかと言うとアイツは普通な時は普通なのだ 何故なら猫かぶってるから だからアイツのあの致命的な欠点を知ってるのは俺とあと一人くらいしかいない くそ、みんな早くこいつの欠点に気付いてくれ いろんな意味でもの凄いから そんなことを思っていると由紀が話し掛けてきた 「直ちゃん」 「何だよ」 「何妄想してたの?その足りない頭で」 「…………」 皆さん、聞きましたか? 自分が言われたと思って下さい ぶっちゃけイラッとしたよね こんなの序の口です
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