俺とアイツ

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俺が沈んでいくのを見兼ねてか聖一が話題を繰り出した 「あっそういえば、今日の実習は属性検査と魔武器の精製らしいよ」 「属性検査と…魔武器の精製?」 「うん、基本的なことは中学で習ったと思うけど実際本格的な魔法を習うのは高校からなんだ。だから属性検査がある…属性は火・水・風・雷・土・光・闇の7つだ で、魔武器っていうのは魔鉄って言うのに魔力を込めて自分だけの武器を作るんだ 魔武器を持つことが出来るのは高校からだからね」 成る程、でもなんで高校からなんだろう 別に中学生でもいい気がする 「それはね~中学生までは魔力を扱うための精神力とかが不安定だからだよ」 いつの間に入っていたのか俺と聖一の間にいる由紀が答えた つーかなんだよ、また心読まれてんじゃん!もうこうなったらこの二人にはぶっちゃけて話そうかな? うん、そうしよう!俺今決めました! 「という決心もバレバレな直ちゃんであった。ぷぷっ」 いつの間にか聖一の後ろに隠れた由紀が笑ってくる う、ウゼー!…はっいけね! 「ウゼー!」 俺は由紀に向かって突っ込んだ
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