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―RAKUMURA 彼女が僕の部屋を訪れたのは、僕が彼女を家まで送っていった数時間後のこと。 玄関のドアを開けると同時に彼女が倒れ込んできた。思わず引き離そうとすると、彼女の意識はなくそのまままたベットへと運んだ。 彼女を家に送り届けたはずなのに、彼女の着ていた制服はボロボロでさっきよりも痣や傷が増えている。 一体、何があったというのだろう…… いや、混乱した頭でも一つの結論が出ていた。 “近親相姦” よもや、間違いなかった。 彼女が目の前で傷だらけで横たわっているのだから。
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