~ 日常 ~

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そのような日々を送っていたある日… 疲れが溜まっていたせいか、帰宅途中に意識が朦朧としてきた。 (まずい…!!) 正気を保とうとしている僕とは裏腹に体は言うことを聞かず、そのまま倒れ、意識は薄れていった。 季節が秋でもあったせいか、意識が薄れ行く中で、金木犀の香りが鼻を通し、ふと過去の記憶が鮮明に甦ってきたまま、僕は意識がなくなった。
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