理由あり少年｡

幼い傷は癒えずして今に

だからね､先生…｡

暖かい目で見てただろう､先生は､ボクにとっては『敵側の人』に違いなかったんだよ｡

先生も大人｡

子どもの気持ちを察しているようで､内心は

『泣かなければ問題ない』

『飴と鞭が正しければいい』

『まだ幼い子どもだから大抵のことは大丈夫』

…なんて思っていたんじゃないですか?

どんな形であれ､人を疑うことを教えてくれた先生にはとても感謝してますよ｡

ほんと…醜い大人を教えて頂いて､ね｡

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