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部屋に入ると
大樹はすぐに曲を入れ歌い始めた。
だがみんなコレには慣れたもので
各々曲を入れたり
ケータイを取り出したりと
違うことをしていた。
昼飯がオニギリ2つだけだったためか
腹が減っていた俺メニューを手にとり注文をした。
頼んだものが来て食べていると
『なぁケン』
と冬哉が語り出した
『お前は金がないからカラオケに入れない
とさっき言ってたよな?』
…
『今食ってんのは500円は越えてたよな?
金はないんじゃなかったっけ?』
…
『おーい聞こえてるよな?
つか聞こえねぇ訳ねぇよな』
…めんどくさい
そう思って睨みをきかせて言った。
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