不調

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「いいっていいって。早苗が悪いんじゃないぜ。私が油断したのも原因の一つだ」 土埃を手のひらで払いながら、白黒の魔法使い、霧雨魔理沙はそう言ってくれた。 早苗にはわかっていた。 なんだかんだいって根はお人好しの魔理沙が自分を気遣ってそう言ってくれていることに。
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