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『おはようございます。起きて!』
窓から差し込む朝日が、
俺の顔を照らす。
『遅刻しますよ。起きて!』
「うるさい!わかってるよ!」
俺は早乙女 晋也 19歳 大学生。
一浪して大学へ入ったが、
元々行きたかった大学ではない。
一浪してまで入るレベルでもない。
現役の時でも入れた大学。
いわゆる予備校で
挫折した人間。
・・・・・結局、大学なんて
どうでもよかった。
俺にしてみれば
大学なんて逃げ道。
ただ今日を何となく生きる。
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