13人が本棚に入れています
本棚に追加
「へへ~♪わかる~?」
鼻を伸ばしデレデレした眼差しを俺に向ける。
「僕に、恋人ができました~!」
まさに、歓天喜地の大騒ぎだ。
呆気にとられる俺の顔を
舐めるように見る。
「気持ちわり~。俺、そっちの趣味はない。」
俺は、その場から逃げるように立ち去ろうとする。
「おっおい!待てよぉ~。
違うって、勘違いするなよ!」
遼は、猛進に追いかけてくる。
「何だよ!」
ちょっと可哀想だったので
聞いてやることにした。
最初のコメントを投稿しよう!