☆2章☆

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由『あの…… 理事長室に行きたいんですけど…』 拓「アァ、理事長。 じゃあ、案内してやるよ。」 グイッ。 《えっ、なんで手掴まれてるの?!》 由『あのっ、 なんで手を掴んでいるのでしょうか??』 相手の歳も分からなかったから無難に敬語で聞いてみた。 拓「なんでって、 案内してる途中で振り向いてお前がいなくなってたら……」 《何っ?! この人意外にもビビりなの?》 _
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