1人が本棚に入れています
本棚に追加
箱「では行って参る」
爺「…何?その服」
婆「知らない人に会うときリクルートスーツか特攻服と決まってるのよ」
爺「それであえてリクルートの方を選んだのか…ってか鬼は人じゃないぞ」
婆「ンボールちゃん、これを持っていきなさい」
箱「これは…?」
婆「お金よ。誰かを雇ったりするのよ」
爺「リアルだな💦」
箱「ありがとう!!それじゃさっそく雇おうか」
爺「…誰を?」
箱「お前だ、まぬけジジィ。月給0円だ」
爺「わしは戦えないよ💦」
箱「そんなもん百も承知だ。荷物持ちに決まっておろう」
婆「ジジィ、頑張るのよ」
爺「わしはどこで歩むべき道を間違えたのだろう…」
こうして箱&爺は鬼ヶ島に向かった…
道中にて…
爺「ンボールよ、もう誰も雇わないつもりか?」
箱「俺一人の力があれば十分だ」
爺「しかし鬼の強さは未知数だ。鬼ヶ島の道中にマサオタウンというところがある。寄ってみようぞ?」
箱「仕方ない、寄ってみるか」
こうして二人はマサオタウンに寄ることになった
~マサオタウン~
箱「どうしようか?求人広告でも出す?」
爺「そのことはンボールに任した。わしは知人に会わねばならないのでな」
箱「?まぁいいか。会ってこいよ」
爺「んじゃ行ってきま~す」
箱「いてら~…何かあるな…」
……
バン!!
爺「オーキド、いるか!?」
オーキド「…爺か?本当に爺か!?」
爺「久しぶりだな!!前に会ったのはいつだっけな?」
オーキド「前にカラオケ行こうって話しの時、爺がドタキャンしたからな。そのもっと前だ」
爺「はは、悪気はないんだよ」←棒読み
オーキド「それで何の用なんだ?」
爺「まぁ、ちょっと酒を含みながらさ、愚痴を肴にしてさ、語ろうよ」
オーキド「おぉ!!それはいい!!さっそく準備にかかろう」
~2時間後~
爺「…そう、それで言ってやったんだ!!お前はもう死んでいるってさ!!」
オーキド「流石じゃのう。しかし、そいつはお供で来てるんじゃろ?そいつの愚痴をこぼすのは不味くないか?」
爺「はは、あんな小物、いるもいないも同じようなものだ!!あんな奴は一回…」
箱「ジジィ、おもろそうな話してるじゃねーか」
爺「ン、ンボール!?」
最初のコメントを投稿しよう!