段ボール箱太郎

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箱「では行って参る」 爺「…何?その服」 婆「知らない人に会うときリクルートスーツか特攻服と決まってるのよ」 爺「それであえてリクルートの方を選んだのか…ってか鬼は人じゃないぞ」 婆「ンボールちゃん、これを持っていきなさい」 箱「これは…?」 婆「お金よ。誰かを雇ったりするのよ」 爺「リアルだな💦」 箱「ありがとう!!それじゃさっそく雇おうか」 爺「…誰を?」 箱「お前だ、まぬけジジィ。月給0円だ」 爺「わしは戦えないよ💦」 箱「そんなもん百も承知だ。荷物持ちに決まっておろう」 婆「ジジィ、頑張るのよ」 爺「わしはどこで歩むべき道を間違えたのだろう…」 こうして箱&爺は鬼ヶ島に向かった… 道中にて… 爺「ンボールよ、もう誰も雇わないつもりか?」 箱「俺一人の力があれば十分だ」 爺「しかし鬼の強さは未知数だ。鬼ヶ島の道中にマサオタウンというところがある。寄ってみようぞ?」 箱「仕方ない、寄ってみるか」 こうして二人はマサオタウンに寄ることになった ~マサオタウン~ 箱「どうしようか?求人広告でも出す?」 爺「そのことはンボールに任した。わしは知人に会わねばならないのでな」 箱「?まぁいいか。会ってこいよ」 爺「んじゃ行ってきま~す」 箱「いてら~…何かあるな…」 …… バン!! 爺「オーキド、いるか!?」 オーキド「…爺か?本当に爺か!?」 爺「久しぶりだな!!前に会ったのはいつだっけな?」 オーキド「前にカラオケ行こうって話しの時、爺がドタキャンしたからな。そのもっと前だ」 爺「はは、悪気はないんだよ」←棒読み オーキド「それで何の用なんだ?」 爺「まぁ、ちょっと酒を含みながらさ、愚痴を肴にしてさ、語ろうよ」 オーキド「おぉ!!それはいい!!さっそく準備にかかろう」 ~2時間後~ 爺「…そう、それで言ってやったんだ!!お前はもう死んでいるってさ!!」 オーキド「流石じゃのう。しかし、そいつはお供で来てるんじゃろ?そいつの愚痴をこぼすのは不味くないか?」 爺「はは、あんな小物、いるもいないも同じようなものだ!!あんな奴は一回…」 箱「ジジィ、おもろそうな話してるじゃねーか」 爺「ン、ンボール!?」
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