偽りの平和

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「お兄ちゃん!いつまで寝てるの!!」 部屋に入ってきたのは俺の妹 羽竜 五十鈴 (はりゅう いすず) 小学四年生で 僕の影響か アニメ、漫画が好きらしい どれくらいかというと… 「強者なんていない 人類すべてが弱者なんだ!」 「私はまだ…自分を弱者と認めていない!」 ーと、反応してくれるくらいだ おのれ…いつのまにWガ○ダムまで 勉強したんだ? 「…じゃなくて、お兄ちゃん!今何時だと思ってるの?」 時計を見てみると 時刻は10時すぎを示していた 「人はいつか…時間さえ支配することができるさ…」 「だったらちゃんと起きてよ」 「あははははははははは!!!」 「そこでひぐらしですか!?」 こんな毎日が幸せだ
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