788人が本棚に入れています
本棚に追加
人が先入っててもお構いなしなんやね。
緑「ええけど…亮ちゃん浸かる?」
黄「入るよ」
もうちょっと入っていたかったな……。
あと少し大きめの風呂場だと良かったかもしれないが大の大人には狭すぎる。
仕方なく立ち上がろうとした時体を洗い終わった亮ちゃんが湯舟に足を入れた。
緑「亮ちゃん…何してんの?」
亮ちゃんの脳内で俺は透明人間にでもなってるのかな?
黄「だって寒いねんもん」
狭い浴槽に…男2人…横に体育座りで…並んでる。
亮ちゃんホンマに気付いてないんや。
俺が亮ちゃんに対して恋心を持っている事を。
はぁーっと息を吐いて目をつぶる亮ちゃん。
長い睫、肌に張り付いている黒い髪の毛、かっちりとした肩、細い腰、そして……………………。
じぃーっと亮ちゃんを横で見ていると目をつぶったまま動かない亮ちゃん。
え…まさか。
寝てる?!
最初のコメントを投稿しよう!