374人が本棚に入れています
本棚に追加
これらの六芒星の周囲が光の円で囲まれ、同時に回転を始めた。しまいには音を立て、
――キュイーーン
という独特の音が辺りに響いた。
次に、回転と同時にその回転している部分の空間が切り取られた形になり、円盤がゆっくりと降りてきた。切り取られた空間には異空間のような歪んだ空気が漂っていた。
円盤はなおも降りてくる。
その円盤の上には、軍服調の服を着た、冷たい瞳をした者達が乗っていた。
その軍服のような服から透き通って突き抜ける形で、透明な板が生えていた。
最初のコメントを投稿しよう!