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思えば小学生の時に和哉くんにフられてから恋愛とゆーものをしていない私。
うわぁ、どんだけ乾いた青春…。
え、まだギリギリ青春だよね。
高3までは青春に羽ばたく乙女として生きる…!
「おーいそこの不審者」
「…青春に羽ばたく乙女…いやエンジェル…?でも高2にもなってエンジェルはないと思うんだ…だとしたらなんだ?堕天使か?堕天使なのか?」
「いやたいして変わんねぇよ」
「堕天使…確かに少し言う時に恥ずかしいものがある…堕天使でプリティでキラキラな皆のアイドル☆みぃたんでぇーす! か…きついなこれは…」
「お前はそれを誰に向かって言うつもりだ」
「え、知らん…親なら言ってもいい気がするけd「一番の解決策を教えてあげようか?」
「そんなんあるの!教えてー\(^o^)/」
「黙るコト」
「承知致しました」
「よろしい」
…
………
……………
「葉月さーん」
「はいなんでしょーう」
「もうそろそろ帰んなきゃやばすだよー」
「あいよー」
…
………
……………
「ん、じゃーね。また明日~」
「残念ながら明日学校はお休みだよ~」
「え まじか。初耳」
「先生何度も言ってたよ(笑)
貴様が寝ていただけだ」
「自業自得ってやつですかぃ葉の字よぉ」
「モロにそれだねぇみの字よぉ」
よくわかんない会話をしながら、なんとなくバイバイをして葉月とは違う電車に乗り込んだ。
特に何をする訳でもなく、ぼーっとしてみる。
『好きな人とかいないの?』
さっき葉月に言われた言葉。
んなもんいたらとっくに相談してますから。
…葉月はいいなぁ。
彼氏もいるし。美人だし。成績もいいし。
まさにリア充というやつです本当にありがとうございました。
私だって好きな人くらい出来たらなー。
あ、乗り換えしなきゃ。
荷物を持って、電車からおりた。
人がいっぱい…。
わぁ、あの人背ぇ高い…
チラッ…ばちっ。
やば、目合っちゃっ
ド キ ッ . . .
私は、生まれて初めて一目惚れとゆーものをした。
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