ゲームのお時間です

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 俺はひまりに背を向け尻をつき出し、踏み易いようにその場にしゃがんだ。 「ひぃっ!? ま、まさか本当に踏んでほしいなんて、あんたって本当に変態ね……!」 「フッ、なにを今さら……。俺はひまりんに踏んでもらえるならなんだってするぜ?」  俺は尻をプリプリと振りながら言う。 「うぇっ……。あっ! ならそれこそわたくし様の宿題をしなさいよ! そしたらご褒美に踏んであげてもいいわよ?」 「くっ……わかった。だが1つだけ条件がある! その時は素足で踏んでくれ! 靴下やニーソ越しの感触では対価として釣り合ってないからな!」 「その違いで釣り合うとか意味がわからないけど……いいわ、そのくらいで宿題をやらなくて済むのなら安いものよ」 「オーケー、交渉成立だ。終わったらそのノートを渡す、これでいいだろ? 今回はノートもこっちで用意してやる」 「下僕にしては気が利くじゃない」 「まあな。じゃ、これで用は済んだろ? とっとと帰ってくれ。客が来てるんだ」 「何よその言い方、下僕のくせにわたくし様に向かって! ――ふーん……客、ねぇー……」  ひまりは玄関に綺麗に揃えて置かれている靴を視線だけ下げる様にして見つめていた。  ただ靴が置いてあるだけなら何もおかしくないのだろうが、ここにあるのはすべてサイズも系統も違うものばかり。それも俺の一足分以外すべてが女性ものなのだ。  くっ、ひまりのやつ、靴を見て客が女だって気付いたな? 「わたくし様もおじゃますることにするわ。今日はオフだしね。いいわよね? げ・ぼ・く?」 「!? は、はい……」  眼が怖ぇよ眼が!
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