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「…んむッ…んッ…ンンッ!!?」 どんどん息が辛くなる…… 智紘ってこんなに力あったっけ……? 次第に身体が熱くなる…… 「ッ!?」 チュクッ……… チュッ………… 厭らしい音が誰も来ない廃校舎の視聴覚にこだまする…。 こんなキス……… なんか頭が可笑しくなりそうに……どっかいっちまう…。 次第に舌の動きが速くなる… 絡み合う力も強くて…… 自分も付いていけない…… 抵抗しても…振りほどけない程の力で… 俺も男なのに…… 男の力に勝てないって… 俺は弱いなと思った… 「…ぷはっ…」 長いキスが終ると… キツく結んだネクタイを一瞬にして外される… 「な…何する気だ…」 「もっと気持ちいい事。」 ………はっ? ボタンを一つ一つ外されるに連れて身体が硬直していく… 顔も紅潮していき…… 恥ずかしくなってく…… 俺… どうなっちまうんだ… 「昔から変わってないね…でもちょっと腹筋が割れてるからかっこよくなったね。」 「お前に1つ聞きたい。」 「ん?何?」 「お前はこんな事してどうしたいんだ?俺は男だぞ?」 「そうだね…。」
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