苦いおかず

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そのまま静寂は続いた。僕はというと、息を殺しながら弁当を食べていた。 それにしても、星野は何をしているのか。何か嫌なことでもあったかな。普段の明るい彼とは全く違う、見たこともない顔だった。 何か嫌な予感が頭をよぎる。 暗い顔、ネクタイ、椅子、何かが倒れる音…… まさか、と思った。しかし一向に星野の気配がない。勘違いであってくれと思いながら、跳び箱の1段目を開けて外に出た。恐る恐る彼が移動したと思われる、棚の向こう側に行くと、星野がいた。傍に椅子が倒れている。 彼は、首を吊っていた。
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