■福永七海

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お風呂の後は、七海の家族と一杯美味しいお料理食べて、お腹が一杯になった所で眠気に負けて、私は知らず知らずのうちに七海のベットで熟睡していた。 朝目覚めると、七海の顔が横にあり、少し振り向けば唇が重なってしまう。 「ダァーッ!離れろぉーッ!」 「むにゃむにゃ...うぅん。」 眠気眼の七海の額におもいっきり指を弾いた。ばちんっと爽快な音が鳴り響く。うぅ....痛い。でこぴんは両刃の剣だ。 「痛いっ....たぁーい!!」 額を抑えてごろころとのたうち回る。その様子を見て私は、からからと笑ってやった。 「酷いよ美代ちゃん!寝起きにでこぴんするなんて!」 「だってあんたがキスしようとしたから....。」 すると七海は頬を紅潮させた。はあ、全く朝から賑やかな事で、七海の家に泊まると飽きが来ないのはこういうことだ。
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