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朝の朝食も美味しかった。多分、大食いの称号を手に入れた事で、七海の母は朝から張り切ったのだろう。
とても普通なら食べ切れないような量の朝食が食卓を彩っていた。父も驚いていたくらいだ。
それでも私が全てを平らげると、更に七海の父は目をひんむいて驚いていたなぁ。
と、今朝の事を思い出しながらブラザーのポケットに手を何気なくいれた時。昨日の五百円玉が入っていた事に気が付いた。
「七海!コンビニ寄って行こう!」
私は七海の手を引いてコンビニへと足を運ぶ。爽快な歓迎の歓声に誘われて、私はレジ横に並ぶショーケースに目を移す。
【BIGスリチキ250円】
私はスリーセブンのスリチキが大好物なのだ。五百円あるから二個買える。私は迷わす二個注文した。
それを外の外壁ポールに腰を掛けて二人で食べる。
「私、食べ切れないよぉ。」
「大丈夫だって!残ったらちゃんと私が食べてあげるから!」
そう言っている間に私の分は全て食べ終えた。結局、七海は三分の一程度しか食べれず限界。私が七海の食べかけを口にしようとすると、七海は何故が頬を赤くした。
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