午前4:00

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心臓がうるさい。 痛いくらいに身体中に鳴り響いた。 どのくらい抱き締められていたんだろう。 静かに君は私から離れていき、私の顔をのぞき込んだ。 近付いてくる君の顔。 真っ直ぐ見てくる君の瞳。 そらそうにもそらせない。 ――――――コツン 君のおでこと私のおでこがくっついた。 君の両手は私の頭を抱え、耳をふさいだ。 「―――――――――。」 何か言ったみたいだけど、私の耳には聞こえるはずもなく…。 「何…?なんて言ったん??」 聞き返す問いに答えはなく、君は離れるとタバコに火をつけた。
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